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2014年
藍
伝統ある旅館として知られる「ふなや」の和洋ふた間続きの部屋を演出した。 襖に仕切られた和室の空間を、一族繁栄を願う伝統文様、魚藻文の世界に変容させた。部屋の四方の壁面(障子、襖)に文様を大きく映し出し、藻が水にたなびく姿が描かれ、部屋の中央には魚の文様を登場させた水盤を配置。オリジナル陶板作品も調度品として誂えたほか、ホテルロビーにおいても作品が展示された。
- 場所:
ふなや
- 期間:
常設
- 見学時間:
12:00〜15:00(15分)
- 受付時間:
11:00〜15:00(予約可)
- 料金:
大人700円(税込)、子供(3歳〜小学生)350円(税込)、オリジナルポストカード付
- 問い合わせ:
089-947-0278
葉山 有樹はやま ゆうき1961年佐賀県有田町生まれ。1975年当地の窯元に入社。1985年佐賀県山内町に開窯。2007年スパイラルにて個展、その後、フィンランドのデザインミュージアム(ヘルシンキ)にて同展を巡回、個展を開催。同年、ヘルシンキの陶器メーカーアラビアのアートデパートメントにレジデンスアーティストとして滞在制作。「詩想の旋律」(2005)、他作品集、「魚になった少女」(2007)他童話、「空飛ぶダンゴムシ」(2010)他小説など著書も多い。
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道後オンセナート2014(DOGO ONSENART 2014)
古くは日本書紀にも残る日本最古の温泉「道後温泉」。松山観光の目玉ともいえる道後温泉本館が、2014年4月10日に改築百二十年の大還暦を迎えることを記念して、アートフェスティバル「道後オンセナート2014」が開催されました。 道後温泉本館が、アート作品へと変貌するほか、9軒のホテル・旅館の各一室を著名なアーティストたちが手がける、泊まれるアート作品群「HOTEL HORIZONTAL(ホテルホリゾンタル)」が誕生。そのほか、昼も夜も、まちを巡りながら道後の魅力を最大限に味わうことができます。
また、地元に重きを置いてコミュニティーを形成する試みとしてアートディレクションと運営は地元NPOと若手クリエイターでつくるコンソーシアム「道後アートプロジェクト」が担当。総合プロデュースは、東京・青山で複合文化施設を運営する、スパイラル/株式会社ワコールアートセンターが行いました。会期:2016年4月29日 ~ 2017年8月31日