©YASUTAKA FUKUDA & Shiseido / Dogo Onsenart 2014
  • 2014年

    サイバー百椿図屏風

    福田泰崇は資生堂企業資料館所蔵の由緒ある「百椿図」を3DCGで映像化。輪廻、メタモルフォーゼ、精霊としての椿を現代様に解釈し、一滴の血液(単細胞)から多細胞生物へ分化、複雑化していく様を描いた。肉体の器官のように増殖した「椿」の中を飛び交う蝶は、荘子の「胡蝶の夢」を連想させ、来場者を「時空を超えた旅」へと誘いこんだ。

    場所:

    道後温泉本館 霊の湯2階席

    期間:

    2014年4月10日-2014年12月31日

    時間:

    6:00〜22:00 (道後温泉本館営業時間に準じる)

    料金:

    霊の湯2階席の使用料

    福田 泰崇
    ふくだ やすたか

    1977年生まれ群馬県出身。小、中学生の頃はスポーツに明け暮れる。主にスピードスケート、2000年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒、2001年独学で3DCG、VFXを始める。現代アーティスト椿昇に師事。FUKUPOLY(ふくぽり)と命名される。デザインユニットなどへの所属を経て、2010年独立。フリーランスのFUKUPOLYとして活動開始、2014年1月 株式会社FUKUPOLY設立。

道後オンセナート2014(DOGO ONSENART 2014)

古くは日本書紀にも残る日本最古の温泉「道後温泉」。松山観光の目玉ともいえる道後温泉本館が、2014年4月10日に改築百二十年の大還暦を迎えることを記念して、アートフェスティバル「道後オンセナート2014」が開催されました。 道後温泉本館が、アート作品へと変貌するほか、9軒のホテル・旅館の各一室を著名なアーティストたちが手がける、泊まれるアート作品群「HOTEL HORIZONTAL(ホテルホリゾンタル)」が誕生。そのほか、昼も夜も、まちを巡りながら道後の魅力を最大限に味わうことができます。
また、地元に重きを置いてコミュニティーを形成する試みとしてアートディレクションと運営は地元NPOと若手クリエイターでつくるコンソーシアム「道後アートプロジェクト」が担当。総合プロデュースは、東京・青山で複合文化施設を運営する、スパイラル/株式会社ワコールアートセンターが行いました。

会期:2016年4月29日 ~ 2017年8月31日

道後アート2014

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道後におけるアートの取り組み