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2014年
Suuri Taiga / 大草原
2013年、石本藤雄の地元・愛媛県で行われた展覧会の一会場となった茶玻瑠に、花のレリーフと、石本がフィンランドの代表的ファブリックブランド「marimekko」のデザイナー時代に制作したファブリックを用いて作られたリネンなどで、和洋を軽やかに融合させたオリジナルルームが登場。出身地、砥部町の砥部焼食器も制作し、同ホテルショップで限定販売されるほか、宿泊客にも供された。ホテルのフロントやエントランスホールなどにも作品やファブリックが展示された。
- 場所:
茶玻瑠
- 期間:
常設見学時間:13:00〜14:00 (要予約)
- 問い合わせ:
089-945-1321
石本 藤雄いしもと ふじお1941年、愛媛県砥部町出身、フィンランド・ヘルシンキ在住。1970年にフィンランドに移り、1974年から同国を代表するファブリックブランド「マリメッコ」で32年に渡りテキスタイルデザイナー を勤め、現在はフィンランドの国民的製陶所「アラビア」のアート部門の一員として陶芸制作に取り組む。1994 年カイ・フランク賞受章。2010年、フィンランド獅子勲章プロ・フィンランディア・メダル受勲。11年に旭日小綬章受章。13年9月から10月にかけて、故郷・愛媛で初となる個展「布と遊び、 土と遊ぶ」を愛媛県美術館、砥部町文化会館、茶玻瑠にて実施。
Katsuhiro Ichikawa
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道後オンセナート2014(DOGO ONSENART 2014)
古くは日本書紀にも残る日本最古の温泉「道後温泉」。松山観光の目玉ともいえる道後温泉本館が、2014年4月10日に改築百二十年の大還暦を迎えることを記念して、アートフェスティバル「道後オンセナート2014」が開催されました。 道後温泉本館が、アート作品へと変貌するほか、9軒のホテル・旅館の各一室を著名なアーティストたちが手がける、泊まれるアート作品群「HOTEL HORIZONTAL(ホテルホリゾンタル)」が誕生。そのほか、昼も夜も、まちを巡りながら道後の魅力を最大限に味わうことができます。
また、地元に重きを置いてコミュニティーを形成する試みとしてアートディレクションと運営は地元NPOと若手クリエイターでつくるコンソーシアム「道後アートプロジェクト」が担当。総合プロデュースは、東京・青山で複合文化施設を運営する、スパイラル/株式会社ワコールアートセンターが行いました。会期:2016年4月29日 ~ 2017年8月31日