©SHINJI OHMAKI / Dogo Onsenart 2018
  • 2018年

    Echoes 月光

    佞武多(ねぶた)の技法を用いた椿の花の彫刻作品。佞武多の本場、青森の技能技師が制作協力して作られました。作品の周りは水を表現しており、白い模様は道後の地図を表しています。 共同制作:福士裕朗(たちねぶた制作者)

    開催期間:

    2018 年 4 月 14 日 -2019 年 2 月 28 日

    設置場所:

    道後温泉 椿の湯東側出入口(屋外)

    大巻伸嗣
    おおまき しんじ

    現代美術家。1971年、岐阜県生まれ。『ECHO』シリーズ、『Liminal Air』、『Memorial Rebirth』、 『Flotage』など様々な手法で、「空間」「時間」「重力」「記憶」をキーワードに、“物質と空間・存在”をテーマとして制作活動を展開する。見ることのできないものを可視化し、体感させることで、新たな身体的 知覚空間を作り出すことを試みる。軽やかかつ大胆に空間を非日常的な世界に変容させ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックなインスタレーション作品を発表。近年の、民家を使っての『家』 シリーズ ( いちはらアート × ミックス、越後妻有アートトリエンナーレ 2015、足立区民家 2016) では、積み重なった時間と記憶を、光を使って闇の空間の中に出現させるインスタレーションを展開している。 日本国内のみにとどまらず、世界中のギャラリー、美術館などで意欲的に作品を展開している。

道後オンセナート2018(DOGO ONSENART 2018)

「道後オンセナート」のコンセプトテーマは2014年に引き続き、「アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~」です。「のぼせる」とは夢中になるということ。 道後で展開されるアートは一部の人々に与えられる“特別なもの”ではなく、自由に感じられる、鑑賞できる、ごく身近なものです。 日本最古といわれる道後温泉で、人と土地のエネルギーを浴び、体験することで、大人も子どもも、遠方から来る人も地域の人も、 頭も体も楽しく「のぼせよう」というメッセージが込められています。
2017年9月のプレオープンを皮切りに、2018年4月のグランドオープン、2019年2月のフィナーレまでの18ヶ月間、ホテルや街中に設置される作品と多様なイベントを組み合わせて展開されまました。

会期:2017年9月2日 〜 2019年2月28日

道後オンセナート2018

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道後におけるアートの取り組み