©yuji sumikawa / dogo2021
  • 2022年

    道後温泉五如団子(どうごおんせんごしきだんご)

    様々な色の顔を持つ、あるがままの道後温泉を5色の団子に例えた、5つの作品の総称です。

    ●道後温泉本館保存修理工事一目図屏風(いちもくずびょうぶ)
    屏風パネルは、隅川さんが、保存修理工事の状況をオリジナルのイラストや写真で分かりやすく解説しています、保存修理工事の進捗に合わせて、更新します。

    ●道後温泉 つもりの愉(ゆ)
    保存修理工事で現在は入浴できない本館「神の湯」の浴室をイメージして、再現した作品です。 撮影パネルを使い、実際に入浴しているような写真を撮影できます。

    ●道後温泉変遷之図譜 (へんせんのずふ)
    道後温泉の様子が描かれた絵図を時系列に並べ、歴史絵巻のように見せた図譜です。 合わせて、「新・道後温泉界隈之繪圖」(かいわいのえず)も見られます。 
    ※「道後オンセナート2014」で、隅川さんが 描き下ろした作品です。

    ●令和乃道後温泉鳥瞰絵図 (れいわのどうごおんせんちょうかんえず)
    本館の1~3階の保存修理完了後の完成予想図をそれぞれ描いています。覗き穴から見ると、全ての絵が重なって1枚の絵になる立体絵図です。モチーフは、隅川さんが制作した「現代版・道後温泉絵図」で、飛鳥乃湯泉2階大広間に展示しています。

    ●振鷺亭 足湯の寄合(あしゆのよりあい)
    振鷺亭の屋根に足湯をしつらえ、白鷺が扮する現場監督から、説明を受けながら、保存修理工事を見守っている、伊佐庭如矢や、正岡子規、聖徳太子、夏目漱石など、道後や松山にゆかりのある人物たちの様子が描かれています。3Dアートで、「道後温泉 空の散歩道」から見ると立体的に見えます。
    【屋根のライトアップ】(毎日)10月~3月:午後5時~午後11時、4月~9月:午後6時~午後11時

    設置期間:

    2021年10月27日(水)〜2024年2月29日(木)

    作品設置場所:

    振鷺亭(しんろてい)

    隅川 雄二
    すみかわ ゆうじ

    up to you主宰、イメージビルダー。イメージを二次元化し、作り上げるテクニカルイラストレーター。

道後オンセナート2022(DOGO ONSENART 2022)

2022年、「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の一環として、4年ぶりとなる芸術祭「道後オンセナート2022」を開催しました。
テーマは「いきるよろこび」です。2021年に先行して作品を公開した大竹伸朗さん、蜷川実花さん、隅川雄二さん、尾野光子さんの4名の作 品に加え、過去最多となる約30組のアーティストやクリエイターが参加、自由に鑑賞できる常設のアート作品を設置するほか、イベントを随 時開催し、いつ来ても楽しめる、何度も訪れたくなる芸術祭を開催しました。
道後温泉は昔も今も、人の身体を、心を温め続けてきました。心身を癒し、活力ある人生を送り、また、活気あふれるまちを未来につなぐた め、地域とアーティストやクリエイターが協力しあい、道後を、世界を温めました。

会期:2022年4月28日 〜 2023年2月26日

DOGO ONSENART 2022

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道後におけるアートの取り組み