• 2019年・2020年

    藤岡友美(制作協力:スマイル)×振鷺亭

    ■ウェディングドレス
    2015年より折り紙や広告をちぎってツルのように折った「オツルさん」を折り、いろいろなものに貼り始める。「ウェディングドレスを着たい」という願望から始まったこの作品は不織布やレースの服にオツルさんを貼り作ったもの。好きなスタッフを想い、ドレスの他にもウェディングケーキやヴェール、バッグなどの結婚準備グッズを着々と揃えている。

    ■バージンロード
    広告や色画用紙を手でちぎって折った「オツルさん」を敷き詰めたヴァージンロード。半年以上かけて完成させた。

    ■ウェディングケーキ
    広告や色画用紙を手でちぎって折った「オツルさん」を不織布や色画用紙に貼り付けて作ったウェディングケーキ。ケーキの中にもオツルさんがびっしり詰まっている。

    ■結婚の本
    結婚の本(聖書)を作りたいと作り始めた作品。本は次から次へと出来上がり、現在も作り続けている。

    ■箱
    箱に貼ってみたいと作った作品。色画用紙に「オツルさん」を貼った上からさらに色画用紙を重ね、表面に厚みが出ている。

    :

    ひみつジャナイギャラリー

    実施期間:

    2019年10月14日〜2021年2月28日

    設置場所:

    振鷺亭(道後湯月町4)

    藤岡 友美(制作協力:スマイル)
    ふじおか ともみ

    障がい者支援施設スマイルに通所し、日中活動の一環で作品を作っている。好きな人を想い、折り紙や広告でおツルさんを折り、聖書やドレス、バージンロードなど結婚式グッズを作成中。年に数回施設内外の展示会に出展。

日比野克彦×道後温泉 道後アート2019・2020
「ひみつジャナイ基地プロジェクト」

道後は日本最古といわれる温泉として、太古の昔より、老いも若きも病める人も健やかな人も懐深く迎え入れてきました。また、土地の人も旅人も同じ湯に浸かることで心身を解きほぐし、更に食や娯楽を通じた五感に寄り添うおもてなしで、私たちに「人」のあたたかさやその「土地らしさ」について気づきを与えてきました。これらの土地や人のもつ力を最大限に発揮し、背景の異なる人たちとの交流を通して道後の更なる魅力を引き出します。
「道後アート2019・2020」では、アートを通じて道後に関わる人たちを増やし、将来に渡って継承可能な【道後らしさ】を築くため、監修・アーティストの日比野克彦氏とともに約2年間のプロジェクトを行いました。

会期:2019年5月30日 〜 2021年2月28日

ひみつじゃない基地

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道後におけるアートの取り組み