©︎KAYO UME / Dogo Onsenart 2018
  • 2018年

    坊っちゃんたち

    梅佳代が〈坊っちゃんたち〉をテーマに、道後で撮りおろした新作を発表。被写体になるのは地元・道後中学校の野 球部男子生徒たち。梅は2017年の夏、道後温泉本館で、弾けるような青春を送る男子たちの撮影に挑みました。プレ オープンでは、道後商店街の7カ所に14点の大きなバナー作品として展示され、道後を訪れる人々を魅了していま す。グランドオープンでは、商店街入り口で道後を訪れる方々をお迎えするバナーを展示。“道後男子”たちの姿があふれる道後商店街。誰もが笑顔になる梅佳代ワールドが広がります。

    期間:

    2017年9月2日〜2019年2月28日

    場所:

    道後商店街

    梅 佳代
    うめ かよ

    写真家。1981年、石川県生まれ。2002年、日本写真映像専門学校卒業。在学中に〈男子〉2000年、〈女子中学生〉2001 年で、キヤノン写真新世紀連続受賞。2006 年、初写真集『うめめ』(リトルモア) を刊行。 13万部を超えるベストセラーとなる同著で、翌年第32回木村伊兵衛写真賞を受賞。以降主な著書に、『男子』、『じいちゃんさま』、『ウメップ』(リトルモア)、『のと』(新潮社)、共著に『うめ版 新明解国語辞典 × 梅佳代』( 三省堂 ) などがある。2013年には、美術館での初大規模個展となった「梅佳代展 UMEKAYO」を東京オペラシティアートギャラリーにて開催。代表作をはじめ、初期作品から最新作まで15年間に渡る作品から未発表を含む約570 点が大胆に再構成され、幅広い層からの大きな注目を集めた。近年では、「ゴー・ビトゥイーンズ展 : こどもを通して見る世界」( 森美術館、2014年 ) に参加。近著に、故郷能登に暮らす一匹の犬の17年間を追った記録『白い犬』(新潮社)、全寮制の男子校に通う少年たちをカメラに収めた『ナスカイ』(亜紀書房)。日常の中に潜む様々な光景を独自の観察眼で捉えた作品が高く評価され、国内外の媒体や展覧会で作品を発表している。

道後オンセナート2018(DOGO ONSENART 2018)

「道後オンセナート」のコンセプトテーマは2014年に引き続き、「アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~」です。「のぼせる」とは夢中になるということ。 道後で展開されるアートは一部の人々に与えられる“特別なもの”ではなく、自由に感じられる、鑑賞できる、ごく身近なものです。 日本最古といわれる道後温泉で、人と土地のエネルギーを浴び、体験することで、大人も子どもも、遠方から来る人も地域の人も、 頭も体も楽しく「のぼせよう」というメッセージが込められています。
2017年9月のプレオープンを皮切りに、2018年4月のグランドオープン、2019年2月のフィナーレまでの18ヶ月間、ホテルや街中に設置される作品と多様なイベントを組み合わせて展開されまました。

会期:2017年9月2日 〜 2019年2月28日

道後オンセナート2018

一覧に戻る

道後におけるアートの取り組み