©ATSUHIKO MISAWA / Dogo Onsenart 2018
  • 2018年

    アニマルハウス in 道後

    現代日本を代表する彫刻家のひとりである三沢厚彦による「アニマルハウスin道後」が振鷺亭に出現します。道後温泉本館の振鷺閣をイメージした立体、樟(クスノキ)の丸太から彫り出され油絵具で彩色された木彫とブロンズの動物、セ ラミックの白鷺と湯玉、絵画によるインスタレーション空間が生まれます。三沢と親交の深い画家の小林正人と杉戸 洋、彫刻家の舟越桂が友情参加、作家たちが道後にて3月28日より4月1日まで5日間滞在制作を行いました。制作の様 子を浅田政志が撮影、インスタレーションの制作ドキュメントを展示します。

    アーティストユニット:アニマルハウス(三沢厚彦・舟越桂・小林正人・杉戸洋・浅田政志)

    開催期間:

    2018 年 4 月 14 日 – 2019 年 2 月 28 日

    設置場所:

    振鷺亭

    三沢厚彦
    みさわ あつひこ

    彫刻家。1961 年、京都府生まれ。1987 年、東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。1989 年、東京藝術大 学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。2000 年、動物の姿を等身大で彫った木彫「Animals」を制 作開始、同年の西村画廊 (東京) の個展で発表 (’02, ’03, ’05, ’07, ’12, ’16)。2001 年、第 20 回平櫛田中賞受賞。 2002 年、「ANIMALS」(求龍堂) 刊行。2005 年、第 15 回タカシマヤ美術賞受賞。2007-08 年、平塚 市美術館など全国 5 館で巡回展開催。同年、「ANIMALS+」(求龍堂) 刊行。以後、そごう美術館 (横浜)、 愛知県美術館、栃木県立美術館、鹿児島県霧島アートの森、三重県立美術館、高松市美術館、岩手県立美 術館など、全国各地の美術館で個展を多数開催。2013 年、「ANIMALS No.3」(求龍堂)、「動物の絵」(青幻舎) 刊行。現在、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科特任教授。パブリック・コレクション多数。神奈川県在住。

道後オンセナート2018(DOGO ONSENART 2018)

「道後オンセナート」のコンセプトテーマは2014年に引き続き、「アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~」です。「のぼせる」とは夢中になるということ。 道後で展開されるアートは一部の人々に与えられる“特別なもの”ではなく、自由に感じられる、鑑賞できる、ごく身近なものです。 日本最古といわれる道後温泉で、人と土地のエネルギーを浴び、体験することで、大人も子どもも、遠方から来る人も地域の人も、 頭も体も楽しく「のぼせよう」というメッセージが込められています。
2017年9月のプレオープンを皮切りに、2018年4月のグランドオープン、2019年2月のフィナーレまでの18ヶ月間、ホテルや街中に設置される作品と多様なイベントを組み合わせて展開されまました。

会期:2017年9月2日 〜 2019年2月28日

道後オンセナート2018

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道後におけるアートの取り組み