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2023年
電磁腦神教火神
メディアアーティスト、ルー・ヤン氏の作品の世界観に共感した高橋直孝氏が、日本における活動が増えてきていた2019年に作家と出会い、以降約10ヶ月を費やし制作した作品。2020年、「現代の名工」を授与され、始まりの歴史は鎌倉時代とも伝えられる新居浜太鼓祭りにおいて、例年太鼓台の装飾制作を担う氏が、その技術の粋を電磁脳神教の火の神に注入した。本作はその後香港、シンガポールでの展示を経て、いよいよ生まれ故郷にて初披露。 映像作家としても知られるルー・ヤン氏にとっても初の伝統工芸作品となる。
Lu Yangルー・ヤンアーティスト
上海と東京を拠点とするマルチメディア アーティストの Lu Yang は、宗教、哲学、神経科学、心理学、現代技術の学際的な融合を表す幻想的で、しばしば痛みを伴い、衝撃的なイメージを作成し、自然と宗教に由来する現実の生命体と構造をほのめかす。Lu Yang の芸術的実践の成果は、ゲームエンジン、3Dアニメーション映画、ビデオゲームのインスタレーション、ホログラム、モーションキャプチャパフォーマンス、バーチャルリアリティ、ソフトウェア操作に及ぶ。アーティストは、著名な科学者、ロボット工学会社、心理学者、著名なパフォーマー、デザイナー、実験的作曲家、音楽プロデューサー、ポップスターとも協力している。高橋 直孝タカハシ ナオタカ縫師
愛媛四国中央市を拠点に活動。太鼓台に付ける飾り幕などを製作する縫師。2002年愛媛県伝統的特産品指定、2006年えひめ伝統工芸士認定。2018年には「優秀技能者知事表彰」を受賞、2020年に「卓越した技能者、現代の名工」と表彰された。