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2014年
LASTing WAVE
川瀬浩介は、作曲家として活躍する一方、2002年から各地でアート作品を発表している。本作では地域の人々が集う「椿の湯」のロビーで光と音の空間を演出。さまざまな表情を見せながら明滅する光、空間に広がる心地良い音の響きが、湯上がりの人々に瞑想的な安らぎを与えた。現在は、ホテル椿館ロビーにて展示。
- 場所:
ホテル椿舘(椿の湯 1階ロビー)
- 期間:
2021年2月28日まで(椿の湯は2013年12月24日-2014年12月31日)
- 時間:
ホテル椿館の営業時間に準じる。毎時50分~60分の10分間展示
川瀬 浩介かわせ こうすけ1970年京都生まれ東京育ち。2002年、光のための音楽『Long Autumn Sweet Thing』を発表し、美術家としてデビュー。以来、「間口が広く奥行きのあるもの」を追求している。2005年には、愛知万博に参加。映像作品『ポピュラスケープ』の音楽を担当し、その雄大でロマンティックな楽曲は「この映像世界に魂を吹き込んだ」と評された。2010年、第13回文化庁メディア芸術祭に、代表作『ベアリング・グロッケンII』が出展され話題に。2012年冬、東京スカイツリーで催されたイルミネーションイベントにて『光の音色:a tone of light』を発表。2013 年には、森山開次、ひびのこづえらとの恊働によるパフォーマンス『LIVE BONE』にてツアーを敢行し、デビューアルバムを3タイトル同時リリース。
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道後オンセナート2014(DOGO ONSENART 2014)
古くは日本書紀にも残る日本最古の温泉「道後温泉」。松山観光の目玉ともいえる道後温泉本館が、2014年4月10日に改築百二十年の大還暦を迎えることを記念して、アートフェスティバル「道後オンセナート2014」が開催されました。 道後温泉本館が、アート作品へと変貌するほか、9軒のホテル・旅館の各一室を著名なアーティストたちが手がける、泊まれるアート作品群「HOTEL HORIZONTAL(ホテルホリゾンタル)」が誕生。そのほか、昼も夜も、まちを巡りながら道後の魅力を最大限に味わうことができます。
また、地元に重きを置いてコミュニティーを形成する試みとしてアートディレクションと運営は地元NPOと若手クリエイターでつくるコンソーシアム「道後アートプロジェクト」が担当。総合プロデュースは、東京・青山で複合文化施設を運営する、スパイラル/株式会社ワコールアートセンターが行いました。会期:2016年4月29日 ~ 2017年8月31日