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2018年
部屋本 坊っちやん
国民的小説『坊っちゃん』は、漱石が松山ですごした体験をもとに書かれた画期的な作品です。111 年の時を経 た今もいろいろなかたちで変化しながら出版され続けています。多くの書籍が電子化されていく現在、はたして 小説はどこに向かうのでしょうか? 祖父江は小説をもとの場所に戻してみることを試みました。それが気軽に 持ち運ぶことのできない〈部屋本『坊っちやん』〉です。部屋そのものが一冊の立体書籍となっています。漱石が 子規と共にすごしたこの土地で、ぜひ体感してみてください。
- 開催期間:
2017年9月2日〜2019年2月28日
- 設置場所:
道後舘
- 見学時間:
11 時~14 時 (最終受付) 見学時間 20 分
- 見学料金:
1,500 円 (税込)
※小学生以下 1,000 円 (税込)道後舘新聞『坊っちやん』(持ちかえり付録)/清の笹飴(喫茶券)/おりじなる見学券(伊予鉄切符風)
※全てデザイン:祖父江慎+cozfish
祖父江 慎そぶえ しんアートディレクター、ブックデザイナー。cozfish 代表。1959 年愛知県生まれ。たぐいまれな「うっとり力」 を持ってのブックデザインを主軸に映画、音楽、展覧会の告知、空間デザインやグッズデザインを展開。 スヌーピーミュージアム東京のアートディレクションや地中美術館、豊島美術館のロゴ制作など幅広く活 躍中。著書に、漱石『心』(岩波書店)をはじめ、過去のブックデザインをまとめた『祖父江慎+コズフィッ シュ』(パイ インターナショナル)などがある。
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道後オンセナート2018(DOGO ONSENART 2018)
「道後オンセナート」のコンセプトテーマは2014年に引き続き、「アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~」です。「のぼせる」とは夢中になるということ。 道後で展開されるアートは一部の人々に与えられる“特別なもの”ではなく、自由に感じられる、鑑賞できる、ごく身近なものです。 日本最古といわれる道後温泉で、人と土地のエネルギーを浴び、体験することで、大人も子どもも、遠方から来る人も地域の人も、 頭も体も楽しく「のぼせよう」というメッセージが込められています。
2017年9月のプレオープンを皮切りに、2018年4月のグランドオープン、2019年2月のフィナーレまでの18ヶ月間、ホテルや街中に設置される作品と多様なイベントを組み合わせて展開されまました。会期:2017年9月2日 〜 2019年2月28日