-
2018年
湯玉の気配:空気の人
アートとデザインの境界領域で日常のなかでの気づきや見立てからプロダクトを突き詰めるアーティスト、鈴木康広 は、国内外での大型企画展に参加し続けている人気アーティストです。道後では代表作「空気の人」を展示。その「空気の人」を街中に連れ歩き、道後の湯玉の気配を街中から採取していく映像作品も展開します。また、定番人気の体験 型アート作品の「まばたき証明写真」(600円)も展示いたします。
- 開催期間:
2018 年 4 月 14 日 – 2019 年 2 月 28 日
- 設置場所:
ホテル椿舘ロビー
- 見学時間:
10時~18時、休館日・貸切日あり
鈴木 康広すずき やすひろアーティスト。1979年、静岡県生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒。日常の見慣れた事象を独自の「見立て」によって捉え直す 作品を制作。公共空間でのコミッションワーク、大学の研究機関や企業とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。代表作に、《まばたきの葉》(2003)、《空気の人》(2007)、《ファスナーの船》 (2010) など。2014年水戸芸術館 鈴木康広展「近所の地球」、金沢21世紀美術館 鈴木康広「見立て」の実験室を開催。2016年「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ 2016」に日本代表として出展。武蔵野美術大学空間 演出デザイン学科准教授、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室客員研究員。2014毎日デザイン賞受賞。作品集『まばたきとはばたき』『近所の地球』( 青幻舎 )、絵本『ぼくのにゃんた』( ブロンズ新社 ) がある。
-
道後オンセナート2018(DOGO ONSENART 2018)
「道後オンセナート」のコンセプトテーマは2014年に引き続き、「アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~」です。「のぼせる」とは夢中になるということ。 道後で展開されるアートは一部の人々に与えられる“特別なもの”ではなく、自由に感じられる、鑑賞できる、ごく身近なものです。 日本最古といわれる道後温泉で、人と土地のエネルギーを浴び、体験することで、大人も子どもも、遠方から来る人も地域の人も、 頭も体も楽しく「のぼせよう」というメッセージが込められています。
2017年9月のプレオープンを皮切りに、2018年4月のグランドオープン、2019年2月のフィナーレまでの18ヶ月間、ホテルや街中に設置される作品と多様なイベントを組み合わせて展開されまました。会期:2017年9月2日 〜 2019年2月28日