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2018年
楽園
作家・演出家・画家として多彩な活動をする大宮エリーが、花が咲く草原に包まれ、”生 “のエネルギーに満ちあふれた、客室自体がパワースポットになるような空間を作り上げました。浴室やベッド、室内に流れる音楽、一つひとつに大 宮の宿泊者へのメッセージが込められています。この空間は大宮にとっての「最小の美術館」。部屋のいたるところに あふれる大宮エリーの遊び心をお楽しみいただけます。また、大宮が道後のために描いた作品「湯玉あそび」もロビーにて展示。ロビーに設置されている作品は無料でどなたでもご覧いただけます。
- 開催期間:
2017年9 月2日〜2019年2月28日
- 設置場所:
道後プリンスホテル
- 見学時間:
11 時~17 時 見学時間15分
- 見学受付時間:
11 時~16 時 (要予約)
- 見学料金:
1,080 円 (税込) ※3 歳から小学生は 540 円 (税込)
- 見学特典:
オリジナル缶バッジ
大宮 エリーおおみや えりー作家・演出家・画家。1975 年、大阪府生まれ。東京大学薬学部卒業。会社員勤務を経て、日常を綴ったエッセイ集を書いて人気を博す。作家業の傍ら、ラジオのパーソナリティーや、テレビ番組の司会、舞台の作演 出を手がけるなど、幅広く活動。美術活動としては、2012年より来場者が参加して作品が完成する 体験型 の個展「思いを伝えるということ展」( パルコミュージアム ) を開催。1万5千人を動員。同年、上野で行なったライブペインティング「お祝いの調べ : 直島」をきっかけに、本格的に絵画制作をはじめ、2015年には 代官山のヒルサイドテラスにて個展「emotional journey」を行った。2016年、十和田市現代美術館にて、個展「シンシアリー・ユアーズ 」を開催。美術館を越えて市内の商店街にも作品を展開し、大きな話題を呼んだ。2017年4月から6月には、金津創作の森 (福井県あわら市) にて個展「もしもし、こちら森です」を開催。作品は、キャンバスを超えて溢れ出し、空間いっぱいに「生」のエネルギーで満たす。クリエーターとして 多彩な表情を持つからこその自由な想像力は、既成の枠に捉われることなく、アートの可能性をどこまでも広げている。花や木などの植物をはじめとする絵は、鮮やかに彩られ、単なる絵画の鑑賞を超えて能動的な 経験となって見る者の心を動かす。
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道後オンセナート2018(DOGO ONSENART 2018)
「道後オンセナート」のコンセプトテーマは2014年に引き続き、「アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~」です。「のぼせる」とは夢中になるということ。 道後で展開されるアートは一部の人々に与えられる“特別なもの”ではなく、自由に感じられる、鑑賞できる、ごく身近なものです。 日本最古といわれる道後温泉で、人と土地のエネルギーを浴び、体験することで、大人も子どもも、遠方から来る人も地域の人も、 頭も体も楽しく「のぼせよう」というメッセージが込められています。
2017年9月のプレオープンを皮切りに、2018年4月のグランドオープン、2019年2月のフィナーレまでの18ヶ月間、ホテルや街中に設置される作品と多様なイベントを組み合わせて展開されまました。会期:2017年9月2日 〜 2019年2月28日