写真はイメージです
  • 2019年・2020年

    出番ですよ!

    これまで関心を集めることなく表現をし続けている地元の人たちをリサーチし、アートとして発掘するプロジェクト。中高年主婦がつくる手工芸品 (オカンアート)の作品展や、杉作J太郎さんによるカジュアル書道の実演。松山市在住のアーティスト・渋谷尚代さん、障がい者支援施設スマイルなど、表現の生まれる場所を巡る現場訪問ツアーを提案。「ひみつジャナイ基地」では、櫛野さんが2019年11月に松山市に1週間滞在し発掘した16名の表現者のうち、厳選した7名の方たちの作品を展示しました。

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    オープンコール・プロジェクト

    実施期間:

    2020年11月28日(土)〜12月13日(日)

    設置場所:

    ひみつジャナイ基地

    櫛野 展正
    くしの のぶまさ

    広島県在住。日本唯一のアウトサイダー・キュレーター。2000年より知的障害者福祉施設職員として働きながら、広島県福山市の鞆の浦にある「鞆の浦ミュージアム」でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。表現せずには生きられない人たちに焦点を当て、全国各地で取材を続けながら執筆や展覧会の企画などを行う。

日比野克彦×道後温泉 道後アート2019・2020
「ひみつジャナイ基地プロジェクト」

道後は日本最古といわれる温泉として、太古の昔より、老いも若きも病める人も健やかな人も懐深く迎え入れてきました。また、土地の人も旅人も同じ湯に浸かることで心身を解きほぐし、更に食や娯楽を通じた五感に寄り添うおもてなしで、私たちに「人」のあたたかさやその「土地らしさ」について気づきを与えてきました。これらの土地や人のもつ力を最大限に発揮し、背景の異なる人たちとの交流を通して道後の更なる魅力を引き出します。
「道後アート2019・2020」では、アートを通じて道後に関わる人たちを増やし、将来に渡って継承可能な【道後らしさ】を築くため、監修・アーティストの日比野克彦氏とともに約2年間のプロジェクトを行いました。

会期:2019年5月30日 〜 2021年2月28日

ひみつじゃない基地

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道後におけるアートの取り組み