「京森康平×橋本忠樹『道後アート2023 陽春の宴』」 開催
- 開催日時2024年2月11日(日) 午後1時30分 ~ 午後3時
- 場所大和屋本店 能舞台「千寿殿」(松山市道後湯之町20-8)
2024年2月11日(日)に、クラフトミュージアムの特別企画で、「京森康平×橋本忠樹『道後アート2023 陽春の宴(ようしゅんのうたげ)』」を開催します。
美術家の京森康平さんは、道後アート2023のクラフトミュージアム「U.F.O.-Unidentified Fabulous Object-未確認工芸物体」展に参加し、大和屋本店の入口に作品を展示しています。
「陽春の宴」では、大和屋本店の能舞台「千寿殿」で京森さんの作品を特別展示するほか、能楽観世流シテ方の橋本忠樹さんの能とワークショップを楽しめます。
内容
●新作2点を含み、京森さんの作品7点を能舞台「千寿殿」に展示します。
●撮影時間に、京森さんとその作品や、能の衣装を身に付けた橋本さんを撮影できます。
●ワークショップで、橋本さんから能のすり足やお面の付け方などを教わります。
・13:30 オープニングトーク 京森 康平さん、橋本 忠樹さん
・14:00 能・仕舞「胡蝶」 橋本 忠樹さん
・14:15 撮影時間
・14:30 能のワークショップ
・15:00 あいさつ 京森 康平さん、橋本 忠樹さん
参加者募集
【応募期間】2024年2月1日(木)~ 2月10日(土)
【定員】 15名程度 ※どなたでも参加できます。
【申込】参加受付フォームはこちら(先着順)
※応募フォームから、名前や連絡先など必要事項を入力し、申し込んでください。
【参加費】 3,000円(税込)
プロフィール
京森 康平 / KOHEI KYOMORI
美術家
工芸や建築等に見られる装飾を視覚言語として再解釈し、コンセプチュアル・アート以降の、ポストコロ ニアルの時代における美術のあり方を模索している。
「装飾が生まれるまでに加わる、人間の手数による圧倒的な視覚的密度」に共感する京森は、時に陶芸や 染織などの技法そのものを絵画技法に取り入れ、幾層もの技術と手数を加え、一つの作品を導き出す。そ うした手工芸的なアプローチによって絵画に向き合う京森の姿勢には、デジタル化されていく今日の世界 を生きる私たちに、圧倒的な物量や物質性、自らの手を使って何かを生み出すという、根本的な人間の活 動について問い直しをかける機会を提示する。
2021年度みんなの道後温泉 活性化プロジェクト「クリエイティブステイ公募プログラム」に参加。
橋本 忠樹 / TADAKI HASHIMOTO
能楽観世流シテ方
昭和49年京都生まれ。東京藝術大学音楽学部卒。重要無形文化財総合指定保持者。大正大学客員教授。和 歌山大学非常勤講師。
観世流シテ方橋本礒道長男。父及び故 片山幽雪(人間国宝)、十世片山九郎右衛門に師事。 3歳で初舞台、10歳で初シテを勤める。大学卒業と共に、九世・片山九郎右衛門(幽雪)の許で内弟子修 行を積み2001年独立。
能楽堂での演能の他、神社仏閣、商業施設などで幅広い世代に向けて「能」をより気軽に触れることが出 来る能公演を企画、開催。
2017年に各国大使館向けワークショップ開催、六本木アートナイトに参加。毎年6月に梅窓院開山忌にて 能楽奉納。
謡・仕舞を教え、伝える事にも熱心で、各地での稽古活動のほか、「小さな子供のお稽古教室」も開き、幼少から日本の伝統文化である「能」に触れることによって「本物」を見極める目を養う機会を提供している。