©Naoki Ishikawa/ Dogo Onsenart 2022
  • 2022年

    Windows for Kanchenjunga
    Kanchenjunga Expedition, 2022

    2021年、コロナ禍で人通りの少なくなった道後に、アーティストが一定期間滞在し、自由に創作・交流活動してもらうことを目的に「クリエイティブステイ公募プログラム」が行われた。そこに参加した写真家・石川直樹が、2022年春から秋にかけて行ったヒマラヤの8000メートル峰6座の遠征のうち、世界第三位の標高を誇るカンチェンジュンガで撮影した写真を展示する。道後の入り口にある金融機関3行庫の連携によるストリートギャラリーとして、登山の軌跡を綴る。

    設置場所:

    愛媛銀行 道後支店 窓面

    石川 直樹
    いしかわ なおき

    写真家。1977年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2010年『CORONA』(青土社)で土門拳賞、2020年『まれびと』(小学館)、『EVEREST』(CCCメディアハウス)で日本写真協会賞作家賞を受賞。開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』ほか著書多数。最新刊に『STREETS ARE MINE』(大和書房)など。

道後オンセナート2022(DOGO ONSENART 2022)

2022年、「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の一環として、4年ぶりとなる芸術祭「道後オンセナート2022」を開催しました。
テーマは「いきるよろこび」です。2021年に先行して作品を公開した大竹伸朗さん、蜷川実花さん、隅川雄二さん、尾野光子さんの4名の作 品に加え、過去最多となる約30組のアーティストやクリエイターが参加、自由に鑑賞できる常設のアート作品を設置するほか、イベントを随 時開催し、いつ来ても楽しめる、何度も訪れたくなる芸術祭を開催しました。
道後温泉は昔も今も、人の身体を、心を温め続けてきました。心身を癒し、活力ある人生を送り、また、活気あふれるまちを未来につなぐた め、地域とアーティストやクリエイターが協力しあい、道後を、世界を温めました。

会期:2022年4月28日 〜 2023年2月26日

DOGO ONSENART 2022

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道後におけるアートの取り組み