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2022年
マチコトバ – 野口 あや子
[選定作品]
馬場あき子『あかゑあをゑ』(本阿弥書店)[選定理由]
短歌界のトップリーダーの一人であり、能や古典にも大変造詣の深い馬場あき子さんの短歌。
道後に滞在した際、定年退職後の世代のパワフルさに触れ、
そうした方々が街を歩くとき、この歌を読んでますます元気な気持ちになれるよう、
また若い世代には自分と違う世代への想いを馳せてもらえるように選びました。- 設置期間:
〜2023年2月26日(日)
- 設置場所:
道後雑貨店・歩音 ビル壁面
野口 あや子のぐち あやこ歌人。1987年岐阜県生まれ、名古屋市在住。第一歌集『くびすじの欠片』にて現代歌人協会賞を最年少受賞。歌集『夏にふれる』『かなしき玩具譚』『眠れる海』。岐阜新聞にて月一エッセイ「身にあまるものたちへ」連載中。2019年11月号「小説新潮」にて短編「ジュリアナ様」で小説デビュー。『ホスト万葉集』では俵万智、小佐野彈とともに編者を務める。
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道後オンセナート2022(DOGO ONSENART 2022)
2022年、「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の一環として、4年ぶりとなる芸術祭「道後オンセナート2022」を開催しました。
テーマは「いきるよろこび」です。2021年に先行して作品を公開した大竹伸朗さん、蜷川実花さん、隅川雄二さん、尾野光子さんの4名の作 品に加え、過去最多となる約30組のアーティストやクリエイターが参加、自由に鑑賞できる常設のアート作品を設置するほか、イベントを随 時開催し、いつ来ても楽しめる、何度も訪れたくなる芸術祭を開催しました。
道後温泉は昔も今も、人の身体を、心を温め続けてきました。心身を癒し、活力ある人生を送り、また、活気あふれるまちを未来につなぐた め、地域とアーティストやクリエイターが協力しあい、道後を、世界を温めました。会期:2022年4月28日 〜 2023年2月26日