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2022年
マチコトバ – 山澤 香奈
[選定作品]
「伊予国風土記」(『風土記/日本古典文学大系2』(岩波書店)より)
加藤惠一『道後の夜明け-伊佐庭翁ものがたり-』(道後温泉旅館協同組合)
正岡子規『墨汁一滴』(岩波文庫)
「愚見数則」(夏目漱石『漱石全集第十六巻』(岩波書店)より)
早見和真 文/かのうかりん 絵『かなしきデブ猫ちゃん』(愛媛新聞社)[選定理由]
いずれも、松山・道後にゆかりのある人、作品から言葉を選びました。
ふとした時に思い出せるような、心にひっかかって在るような、そんなことばを選んだつもりです。
松山・道後という場所で、この言葉たちを見てくださった方が、「言葉」の生まれた背景や作品に思いを馳せてくださり、楽しんだり何か思ったり、そんな時間をお届けできれば幸いです。- 設置期間:
〜2023年2月26日(日)
- 設置場所:
水口酒造株式会社 入口外壁
海舟 入口外壁
道後温泉駅前バス停
Bar TSUBAKI 外側 窓ガラス面
山澤 香奈やまざわ かな1983年愛媛県生まれ、愛媛県松山市在住。愛媛県立伯方高校在学中、第三回俳句甲子園に出場し優勝。現在、子どもや学校の保護者向けの句会、月刊誌の編集、旅行者向けの俳句作り案内などを行う。NPO法人俳句甲子園実行委員会所属。現代俳句協会青年部、俳句集団いつき組組員。
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道後オンセナート2022(DOGO ONSENART 2022)
2022年、「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の一環として、4年ぶりとなる芸術祭「道後オンセナート2022」を開催しました。
テーマは「いきるよろこび」です。2021年に先行して作品を公開した大竹伸朗さん、蜷川実花さん、隅川雄二さん、尾野光子さんの4名の作 品に加え、過去最多となる約30組のアーティストやクリエイターが参加、自由に鑑賞できる常設のアート作品を設置するほか、イベントを随 時開催し、いつ来ても楽しめる、何度も訪れたくなる芸術祭を開催しました。
道後温泉は昔も今も、人の身体を、心を温め続けてきました。心身を癒し、活力ある人生を送り、また、活気あふれるまちを未来につなぐた め、地域とアーティストやクリエイターが協力しあい、道後を、世界を温めました。会期:2022年4月28日 〜 2023年2月26日