「ひみつジャナイ基地」 すすむ棟梁の現場日誌(4) 屋根工事編
2020.04.23
道後・宝厳寺の前では1月より「ひみつジャナイ基地」の建設が進められています。
3月から4月にかけて、曲面を描く屋根の工事を行いました。
「ひみつジャナイ基地」のデザイン上の最大の特徴である、神社仏閣のような優美な曲面を描く屋根。
この曲面を描く屋根をどのように作るかという点は、設計の上でも施工においても重要かつ困難なポイントでした。
工事を担当している棟梁の伊東進さんから、現場の様子をレポートしていただきます。
「ひみつジャナイ基地」現場日誌 屋根工事編です。
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屋根工事編(その2)です!
屋根の下地であるベニヤやルーフィングを貼り終えた後、軒先周りの工事へと着手しました!
軒先にはガルバリウム鋼板という金属材を使用するのが一般的なのですが、
形状が曲面ということで、柔らかく曲げやすい銅をまわすことにしました。
形をつくるため、現場でひたすらに叩いては曲げての繰り返しです((T_T))
銅板ということもあり仕上がりや見た目共にキレイです🎵
屋根材には、曲げるということも考慮して、アスファルトシングルというシート状の屋根材を葺きました。
ただひたすらに小さいパーツを葺いていきます。
そして無事に雨に祟られることなく晴れの間に屋根工事終了です!