四季折々、歩いて楽しいお散歩ルートと 道後の新名所、飛鳥乃湯泉を満喫できるモデルルートです。
道後温泉の最寄駅、道後観光の交通拠点でもあります。道後市内を走り、人々の目を楽しませている「坊っちゃん列車」の終着駅。明治の面影を残すレトロな雰囲気の駅舎とともにフォトスポットとしても人気です。
道後温泉駅前、道後商店街の入口にある広場。明治24年から昭和29年まで道後温泉本館で使用した湯釜から出る「足湯」、「坊っちゃんカラクリ時計」などがあり、温泉情緒あふれる人気のスポットになっています。また、お隣りの道後観光案内所壁面には浅田政志さんによる「鷺の恩返し 第八章 その弐ー朝六時、本日も湯が湧き人集うー」、少し足を伸ばせば久村卓さん、谷このみさん、石井七歩さんの作品も展示されています。
135段の石段を登ると、極彩色の鮮やかな社殿が見えてきます。伊佐爾波神社は、日本三大八幡造りの一つに数えられ、国の重要文化財に指定されています。道後の小高い丘にあり、松山市内を一望できる立地です。回廊には絵馬や奉納額が掛けられ、二十二面の和算額は日本の数学の発展過程を示す貴重な資料でもあります。
フィンランドの代表的ファブリックブランド「marimekko」の元デザイナーであり、陶芸家でもある石本藤雄。愛媛県砥部町出身の石本が手がけたホテルの部屋を見学・また宿泊ができる(部屋見学は現在14:00〜15:00のみ)。シンプルで素朴ながら、あたたかみのあるインテリアの中に、石本氏が手がけた陶器の作品やファブリックがちりばめられており、居心地の良い空間を作り出している。
重さ1.5トン、高さ3mを超える巨大なクマのブロンズ。道後温泉本館裏の休憩所、振鷺亭前にそびえ立つ大きなクマは彫刻家の三沢厚彦さんがかつて道後公園にあった「道後動物園」へのオマージュとして制作しました。今ではこのクマ、道後随一のフォトスポットとなっています。また、振鷺亭内には三沢さんと親交の深い4名の作家が友情参加し、作家たちが道後にて滞在制作を行った作品「アニマルハウスin 道後」も展示されています。
その昔、大国主命と少彦名命が旅をしていたときのこと。出雲から伊予に入ると少彦名命が急病で苦しみはじめました。大国主命は少彦名命を手のひらに乗せて道後の湯に浸し温めたところ、元気を取り戻し、石の上で踊り出したといういわれがあります。その石が道後温泉本館の北側にお祀りされている玉の石。ここに道後温泉の湯をかけて願いを込めると、病気平癒・縁結び・商売繁盛などにご利益があると言われています。
およそ3000年の歴史があると言われている道後温泉。その象徴的な建物が明治27年に改築された道後温泉本館です。1994年には現役の共同浴場として初めて国の重要文化財に指定されました。また、道後オンセナート2018では、「足を怪我した白鷺が道後の湯に足を浸すと傷が癒えた」という古の白鷺伝説から閃きを得た浅田政志が8連作のセルフポートレート「鷺の恩返し」(道後温泉本館利用料金)を制作。本館内の廊下に展示されています。
椿をシンボルとした松山市民の「親しみの湯」。道後温泉 椿の湯は、1953年に建設され、1984年に改築。今回、2017年12月にリニューアルオープンしました。蔵屋敷風の落ち着いた雰囲気で、浴室には花崗岩が使われ、道後温泉特有の湯釜も置かれています。また、建物正面入り口には大巻伸嗣さんの作品「Echoes 月光」、エントランスには淺井裕介さんの「豊かさ/土の星の人」が設置されています。(当コースの設定時間内では入浴なし。大巻作品・淺井作品は入浴せずとも無料で観覧いただけます)
国内外で活躍する大巻伸嗣が、道後温泉のある松山市の花「椿」をモチーフにした大型の立体作品を制作しました。道後の自然と人々の生活を支える水、生命の永遠の循環を象徴するような椿の大輪の立体作品の中には人が内部に入ることができます。その姿は椿の花の花芯のようでもあり、人々と椿の空間が響きあい、舞台のような風景を創りだします。
2017年秋にオープンした「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」。飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋として、開放的な大浴場と本館の皇室専用浴室の又新殿を再現した家族風呂があります。
アートプロジェクトとして、館内で着用する浴衣とスタッフ用の制服を 「BEAMS」がプロデュース。入浴客用の浴衣には、道後のシンボルのひとつであり、道後温泉本館の意匠にも多用されている白鷺をはじめ、全国各地の温泉で同様に語られてきた様々な動物たちのエピソードを取り入れ、それらの動物たちが道後に集った様子を絵柄で表現しました。各入浴コースに合わせ、同柄で 3 色展開しています。
MODEL 長澤メイ