アーティスト

浅田 政志

写真家。1979 年、三重県生まれ。自らも被写体となった家族写真集『浅田家』(赤々舎刊) で第 34 回 木村伊兵衛写真賞を受賞。2013-2014 年には三重県文化審議会審議委員、2016 年に内閣府主催伊勢志 摩サミットフォトコンテストにて審査員をつとめ、日本各地の市井の人々を撮影するアートプロジェクトや写真の啓蒙活動に精力的に取り組んでいる。主な展示は、『TsuFamily Land 浅田政志写真展』 (2010 年 : 三重県立美術館/個展)、『八戸レビュウ』(2011年:八戸市ポータルミュージアムはっち )、『記念日をつくる記念写真』(2011年:ミュゼふくおかカメラ館 / 個展 )、『LOVE 展』(2013 年 : 森美術館)、『拡張するファッション展』(2014 年:水戸芸術館、丸亀市立猪熊弦一郎現代美術館 )、『ほぼ家族。』(2016 年:入江泰吉記念奈良市写真美術館/個展)、『香港国際写真祭』(2016 年:香港/外国人招待作家として招致)。著書には『NEW LIFE』(赤々舎)、『家族新聞』(幻冬舎刊)、『八戸レビュウ』(美術出版社)、『南予写 真 NANYO』(日本文芸社)、『卒業写真の宿題』(赤々舎)、『アルバムのチカラ』(赤々舎)、『みんなで 南三陸』 (南三陸町) などがある。

制作アート作品

鷺の恩返し

2018

3000年の歴史をもち、日本最古の温泉とも言われる道後温泉には、数々の物語が残ります。「足を怪我した白鷺が道後の湯に足を浸すと傷が癒えた」という古の白鷺伝説から閃きを得た浅田政志は、8連作のセルフポートレートを制作 しました。白鷺伝説から聖徳太子の来浴、現代の道後温泉の賑わいまで、時代の変遷の中で8つの印象的な場面を取り 出しました。道後で生きる人々がその時代の主人公に、それを見守る鳥人間鷺太郎に浅田政志が扮し、話のいわれに 所縁のある土地で場面を再現した道後愛溢れる共同作品です。

©MASASHI ASADA / Dogo Onsenart 2018

鷺の恩返し 第八章 その弐ー朝六時、本日も湯が湧き人集うー

2018 P01

8連作セルフポートレートである「鷺の恩返し」。プレオープンでは時代の変遷の中で現代の道後を切り取り、朝 6 時 の道後温泉本館開館を待ちわびて列を成している様を道後で働く 100 名以上の人々と共に再現しました。グランドオー プンで発表する 8 作品の中には、本作「第八章その弐」と対向した「その壱」があり、その表現の違いに浅田ならで はのユーモアが隠されています。

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